LINE公式アカウントでもステップメールは可能なのか? - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

LINE公式アカウントでもステップメールは可能なのか?

若年層を中心にメールを使わずLINEでコミュニケーションを取るユーザーが増えてきました。一方で、

「ステップメールが使えなくなる…」
「メールマーケティングの代替手段を探さなければ」

という悩みを抱える事業者も多いようです。そこで注目したいのが、LINE公式アカウントが提供する「ステップ配信」です。今回はステップ配信のサービス概要とメリットについて、詳しく解説します。

LINEでも「ステップ配信」を使えばステップメールが可能

LINE

LINEではLINE公式アカウントで利用できる「ステップ配信」機能を2021年2月にリリースしました。

ステップ配信はステップメールのLINE版と呼べる機能です。ユーザーがLINEに友達登録をした段階から、事前に用意したメッセージを順番に配信することができ、ユーザーへのアフターサービスの向上や関係性強化、クーポン配信によるリピート購入の訴求など、さまざまな販促活動につなげることができます。

ステップメールの代替手段として期待が集まる

LINE ステップ配信

スマホユーザーやSNSツールが増加したことで、若年層を中心にメールを利用しないユーザーが増えてきました。そもそも「メールアカウントを持っていない」といったユーザーも多く、LINEやSNSのメッセージ機能でやり取りをする人が増えています。

一方で、これまでマーケティングの代表的な手法として活用されていたステップメールが使えない・効果が下がってしまう、といった課題が出てきました。

LINEのステップ配信はステップメールの代替となる機能を用意することで、こうした課題を解決。同時にユーザー数の多いLINEをマーケティングに活用することで、従来よりも販促効果が高まるのではないかと期待されています。

LINEステップ配信の3つのメリット

ここからは、LINEステップ配信のメリットを見ていきましょう。

1.開封率が高い

1つ目は開封率が高いということ。

ステップメールやメルマガの開封率は10~30%が一般的とされていますが、LINEの開封率は60%に達します。どんなに有益で質の高い情報でも、ユーザーが開封してくれなければ目にしてもらうことはできません。

LINEは日常的なコミュニケーションツールとして定着しており、アプリを削除することもほとんどないといえます。そのため、ツールと接触する機会が多く自然と開封率が高くなります。

ユーザーがメッセージを目にしてくれる機会が増えるため、販促効果が高まることが期待できるでしょう。

2.画像やスタンプなど視覚的に訴求できる

2つ目は、画像やスタンプなど視覚的な訴求ができること。

ステップメールにもHTMLメールで視覚的な訴求ができますが、スマホでは縦スクロールが必須で、やや読みづらい点がネックでした。LINEはファーストビューで画面全体が確認しやすく、画像やスタンプといった視覚的な訴求に優れています。目に入る情報はユーザーにとっても記憶に残りやすく、商品やブランドの認知を高めることができます。

また、LINEにはクーポン機能が用意されており、特典といっしょにステップ配信を送れるのも強みです。LINEと連携しているサービスであれば、そこから直接購入や登録につながるため、販促効果がアップします。

3.モチベーションの高いユーザーにアプローチできる

3つ目はモチベーションの高いユーザーにアプローチできること。

LINEのステップ配信は友達登録を起点にメッセージの配信をスタートできます。つまりユーザーは「友達に登録する」という能動的なアクションを取ったことになり、サイトやサービスに対してのモチベーションが高いといえます。

モチベーションの高いユーザーに対してアプローチすれば購入にもつながりやすく、自社の利益にダイレクトに反映されます。ステップ配信は多くの場合一度商品を購入したユーザーに対しての施策となるため、リピート購入やアップセル・クロスセルなど戦略の幅が広がるでしょう。

まとめ

今回はLINE公式アカウントで利用できるステップ配信の機能についてご紹介しました。

スマホユーザーが増えたことで、若年層を中心にメールからLINEへの置き換わりが進んでいます。一方でこれまでマーケティングで活躍してきたステップメールが使用できない・効果が下がってしまう点が、事業者にとって課題となってきました。

LINEのステップ配信機能は、ステップメールのようにLINE上で順番にメッセージを送信することが可能。LINEはメールに比べて開封率が高く、画像やスタンプ、クーポンといった機能も充実しているため、より効果的な販促活動につなげることができます。

とはいえ、シニア層やビジネスシーンでメールを使うユーザーが依然として多いのも事実です。LINEへの置き換わりが進んでいるとはいえ、ユーザーの属性に合わせてステップメールとステップ配信を使い分けることが大切でしょう。

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