ステップメールの手順2 メール文面の書き方
いよいよステップメールの本文の作成に入ります。おおまかなシナリオが作成できても、書き方がわからないという方も多いのではないでしょうか。どのような視点やポイントが必要なのかなど、実際の書き方についてお伝えします。
ステップメールの書き方7つのポイント
ステップメールの書き方のポイントを7つにまとめました。どれも重要なので、しっかりおさえておきましょう。
1.相手の立場にたって書く
私たちは何かを伝えたい時に、つい「わたし」を主役にして文章を書いてしまいます。「弊社の商品はここが違います!」この書き方ではお客さまの心に響きません。
「あなたにとって、この商品はここが優れています」など、「あなた」を主役にして、「あなた」の視点でステップメールの文章を書いてみましょう。
2.一文は簡潔に、短く書く
「この商品は小型で使いやすく、持ち運びにも優れ、バッグに入れておいてもじゃまにならないため、常に携帯することができて~」これでは何を伝えたいのかがわからくなります。
書き方のコツは短い文章に分けること。「この商品は小型で使いやすく、持ち運びに優れています。そのため、バッグに入れておいてもじゃまになりません。常に携帯することができるので~」と、書いた文章が短く分けられないか、最後に確認しましょう。
3.語尾に気をつける
テイストを一貫するためにも語尾表現が「です・ます調」か「である調」か、そろえましょう。一般的には「です・ます調」の方が読みやすいといえます。
この際、「~です。~です。~です」と3回以上同じ語尾が連続してしまうと単調な文章になってしまいます。書き方のコツとして、語尾に変化を入れることも意識しましょう。
4.改行を意識する
改行を使い、パッと見た時に「読みやすい」と思わせることが書き方のコツになります。一文ごとに改行、一段落ごとにスペースを開ける、大きな話の転換では段落スペースを多めに取るなど。ステップメールは文字だけの情報になることが多いため、読みやすいレイアウトが重要です。
5.親しみを込めて書く
ステップメールはセールスレター。そのため、ついビジネスライクな書き方になってしまいがちです。ステップメールの文面は、相手に親しみを込めて書いてみてください。この文章にあなたの人柄や思いがにじみ出ると、あなたに親近感が湧いてくるものです。
6.失敗談を入れる
人は完璧なものに対しては、親近感を感じません。この人もこんな失敗をしたんだ、それがあって今があるんだ、そう思わせると急に親近感を感じます。
ステップメールのシナリオ「共通理解を深める」段階で、失敗談を入れておくとよいでしょう。また、編集後記で家族や趣味のことなど、身近な話題を入れておくのも効果的です。
7.次回の予告を入れる
ステップメールは継続して読んでもらうことが大事になります。1回ですべてを語り終わらずに中途半端なところで終わると、次が気になって読みたくなるものです。そして最後に、次回の予告を簡単に入れておくと、次のステップメールが楽しみになります。結論を次回に先延ばしにして、次のメールでさらなる展開に進む。この繰り返しを意識してみましょう。
何度も書くこと
以上の7つのポイントを完璧に満足させるような書き方はむずかしいものです。ステップメールの文面は、書いたら第三者に見てもらいましょう。その上で、何度も書いていくと、次第に書き方のコツがつかめてきます。
リピストでは、商品ごとにステップメールが設定できるので、お客さまに合ったシナリオを最適なタイミングで配信する「自動ステップメール」を搭載しています。通販サイトを構築するときには、使いやすいステップメール機能も視野に入れておきましょう。