D2C・リピート通販のインフルエンサー活用事例3選! - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

D2C・リピート通販のインフルエンサー活用事例3選!

D2Cやリピート通販では近年、インフルエンサーを起用したブランド戦略が定番化しています。
自社の商品やブランドの魅力を伝え、多くのユーザーに訴求してくれるインフルエンサーの存在は、欠かせない集客ツールの一つとなっています。

そこで今回はD2Cやリピート通販でインフルエンサーを活用した事例をご紹介します。
各ブランドではどのような戦略でインフルエンサーを起用し成功を収めたのか見ていきましょう。

D2Cやリピート通販でインフルエンサーを起用するメリット

D2Cやリピート通販でインフルエンサーを起用するメリットとして、次の4つが挙げられます。

  • サイトへの集客効果
  • ブランドへの親近感を高める
  • 商品の説得力や安心感の訴求
  • 広告宣伝費を抑える

まずインフルエンサーの高い認知度や影響力により、サイトへの集客効果が見込めます。集客施策ではWeb広告やSNS広告などが挙げられますが、こうしたマーケティング色が強い施策はユーザーからスルーされることも少なくありません。その点インフルエンサーであれば、フォロワーやファンの目に留まりやすく、サイトへの集客を見込めます。

またお気に入りのインフルエンサーが紹介するブランドや商品は、親近感を抱いてもらいやすい点もメリットです。普段から接点が多いインフルエンサーが紹介することで「自分も使ってみよう」という購買意欲を高められます。商品の質やブランドへの説得力や安心感を訴求できる点も、インフルエンサーを起用するメリットです。

最後に、広告宣伝費を抑えられる点も見逃せないポイントでしょう。SNSやYouTubeを見た一般のユーザーがコンテンツを拡散してくれれば、広告効果はどんどんと高まります。インフルエンサーを起用した“初動”での広告効果だけでなく、拡散やシェアによる持続的な効果が得られるのもインフルエンサーを起用するメリットです。

D2C・リピート通販でのインフルエンサーの活用事例

ここからはD2Cやリピート通販でのインフルエンサーの活用事例についてご紹介します。各ブランドではどのような方法でインフルエンサーをマーケティングに活用しているのでしょうか。その戦略を見ていきましょう。

1.バルクオム

バルクオム

D2Cのメンズスキンケアブランドとして人気を集めるバルクオム。同社ではこれまでも芸能人の窪塚洋介さんや木村拓哉さん、サッカーフランス代表のエムバペを起用するなど、積極的なブランディング戦略を採用してきました。

その一方で取り組んできたのが泥臭いSNS戦略です。バルクオムではインフルエンサーに同社の商品を提供するものの、SNSへの投稿は「本当に商品を気に入ってくれた場合にお願いする」までに留めています。100人のインフルエンサーにテンプレートの投稿を依頼するのではなく、1人でもブランドのファンになってくれたインフルエンサーが、自分の声で投稿してくれる“熱量”を重視したためです。

この戦略は見事に成功を収め、バルクオムのブランドを気に入ったインフルエンサーが日常的にSNSで発信する投稿からブランドへの流入が一気に増加しました。

2.スカルプD

スカルプD

ECでのリピート通販にも取り組む頭皮ケアブランド・スカルプDもインフルエンサーを活用しています。

同社では人気インフルエンサーにブランドのPRを依頼するという王道の戦略を採用しましが、ユニークなのが美容関連で人気の女性インフルエンサー・石井里奈さんを起用したこと。スカルプDは男性向けのブランドというイメージがありますが、あえて女性インフルエンサーを起用し、「清潔感のある男性は女性からの好感度が高い」というメッセージを訴求し、反響を呼びました。

スカルプDは石井さんのフォロワー属性は男性ユーザーが多いことも事前にチェックしており、しっかりと狙いを定めた戦略を採用した点も特筆すべきポイントです。

3.BASE FOOD

BASE FOOD

完全栄養食を販売するD2CブランドのBASE FOOD。個別購入だけでなくリピート通販でも人気を集めていますが、同社ではマイクロインフルエンサーを活用した戦略を採用しています。

マイクロインフルエンサーとは1万~10万フォロワー程のインフルエンサーのことです。マイクロインフルエンサーには特定の分野や専門分野で影響度が高い人が多く、フォロワーもその分野に対してモチベーションが高い傾向にあります。

BASE FOODは健康維持やボディメイクといった文脈で人気を集めますが、こうした分野で影響力があるマイクロインフルエンサーを起用することで、ピンポイントでユーザーにアプローチできます。

またBASE FOODを愛用するユーザーが投稿した、UGC(ユーザー生成コンテンツ)をサイト内で紹介しコミュニティを築いている点も成功を収めている理由です。

まとめ

今回はD2C・リピート通販のインフルエンサー活用事例をご紹介しました。

インフルエンサーを起用する戦略はECでは欠かせないものとなりましたが、ただ影響力の大きいインフルエンサーを起用するだけではWeb広告やTVCMと同じです。
インフルエンサーの効果を十二分に発揮するためには、今回ご紹介した各事例のように起用する意図や方針をしっかり定め、戦略的なアプローチを採用することが大切です。

アイデア次第でさまざまなアプローチができるのがインフルエンサーマーケティングの強みだけに、ブランドとインフルエンサーのそれぞれ強みを、上手く掛け合わせた戦略を採用していきましょう。

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