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EC市場における成長率が高い分野

EC市場はどの分野が、高い成長率となっているのでしょうか。経済産業省がまとめた「電子商取引に関する市場調査の結果」から、EC市場の動向を探り、今後のEC事業分野への戦略展開の参考にしてみましょう。

EC市場の成長率

まずは、市場全体がどのような成長をしているのかを見ていきましょう。

市場規模

平成27年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)のEC市場規模は、13.8兆円、前年比7.6%となっています。この増加傾向は年々右肩上がりになっており、今後も間違いなく増えていくでしょう。

越境EC

日本とアメリカ、中国の3カ国間の電子商取引規模は以下のとおりです。

・日本消費者がアメリカ、中国から購入…2.2千億円(前年比6.9%増)
・アメリカ消費者が日本、中国から購入…9千億円(前年比11.1%増)
・中国消費者が日本、アメリカから購入…1.6兆円(前年比32.7%増)

この結果から、中国のEC市場でも成長率が高く、爆買い傾向にあることがわかります。

EC化率

EC化率とは、すべての商取引のなかで電子商取引が占める割合のことです。日本のEC化率は2015年で4.75%、前年からすると0.38ポイント増の成長率です。

とくに「生活家電、AV機器、PC・周辺機器」のEC化率が高く、28.34%となっています。EC化率は今後ますます増加することが見込まれています。

EC市場の分野別成長率

調査結果でみられた、分野別の成長率とその要因をご紹介します。

物販系分野

2015年では約7.2兆円、成長率は6.4%です。このなかでも、「食品、飲料、酒類」が10.5%、次いで「衣類、服装雑貨等」が7.9%、「事務用品、文具等」6.8%の成長率を見せています。

食品そのもののEC化率は低いのですが、大手がネットスーパーへ参入したことが伸び率向上に影響しているようです。

サービス分野

2015年では約4.9兆円、成長率は9.4%と高い伸び率を見せています。このなかで「旅行サービス」が9.7%、「飲食サービス」がなんと34.9%の成長率を見せています。

旅行産業はEC化が早く、インターネット上で旅行券や宿泊が手配できることが消費者としては当たり前の行動になってきたといえるでしょう。

また、飲食サービスでは2013年ごろからネット上でお店の予約が増えてきたこと、さらにスマートフォンやタブレットによるPOSレジ業務のアプリ増加が成長率増加の要因となっています。

デジタル系分野

2015年では約1.6兆円、成長率は8.1%で、これからの伸び率が期待できる分野です。とくに成長率が高いのは「電子書籍」で38.8%、「オンラインゲーム」が5%の伸び率を見せています。

今後は新しい映像配信サービスなどによる成長が期待できる分野です。

見逃せないCtoC分野

今回の経済産業省がまとめた「電子商取引に関する市場調査の結果」では、BtoC分野についての報告となっていますが、見逃せないEC市場の傾向としてCtoCがあげられます。

これは個人売買による電子商取引のことで、以前はネットオークションが主流でした。しかし、2014年から拡大してきたフリーマーケット専用アプリ(通称”フリマアプリ”)により、その市場規模は一気に増加しています。

成長分野の波にのるために

今回発表された調査結果から、今後はEC市場の成長率の高い分野の波にいかにしてのれるかカギとなりそうです。波にのるためにも、自社のEC流通の動向はしっかりと計測し、戦略を立てていくことが大事になるといえるでしょう。

リピストではECのコンバージョン率やLTV、顧客ランクなどを分析できるツールを備えており、随時動向を計測することができます。今後のEC市場の成長率を見越した戦略を立てるためにも、リピストをぜひご活用ください。