国内だけでも2000万人のユーザーが利用しているInstagram。
このInstagramに新たに導入され注目を集めているのが、「Shop Now」です。
Shop Nowでは投稿した写真にタグ付けをし、ユーザーをそのまま商品購入へと誘導することができます。
今回はEC担当者ならぜひとも知っておきたいShop Nowのサービス内容や、導入方法についてご紹介します。
Shop Nowってどんなサービス？
Shop Nowは2018年6月に国内で実装されたInstagramのショッピング機能。
Instagramに投稿した写真に、商品の価格やページへのリンクをタグ付けすることができ、ユーザーはInstagramで気に入った商品を直接購入することができます。
直観的なショッピングを提供できる
Shop Nowのメリットは、ユーザーに対して直観的なショッピングを提供できるということ。
ECサイトではSNSを使ったマーケティングは一般的ですが、これまではサイトのURLをクリックしてもらう必要がありました。
わずかな動作ですが、こうした小さな手間がECでのショッピングでは購入率の低下に繋がります。
しかしShop Nowでは、スマホをタップするというより直感的な動作で商品購入へと繋げることができます。
まるでInstagramの投稿に「いいね」を押すようにショッピングを楽しめるこのサービスは、ユーザーにストレスを与えることなく自然にECでのショッピングを提供できる画期的なサービスと呼べるでしょう。
実際にShop Nowを見てみよう
それでは、実際にInstagramでShop Nowがどのように表示されるのか見てみましょう。
こちらはファッション通販王手ZOZOTOWNのInstagramに投稿された画像です。
投稿画面には画像左側のように、商品写真がアップされています。これをタップすると、画像右側のように商品名と価格のタグが表示されます。
こちらはスニーカーを紹介した投稿。
これも画像をタップすると、Shop Nowの機能で商品名と価格が表示されます。
複数の商品に対してタグを貼ることができる点も、Shop Nowのメリットでしょう。
タグはそのまま企業の商品購入ページへと飛ぶことができるので、ユーザーはスムーズにシュッピングを楽しむことができます。
また、Shop Nowを利用できる投稿には、画像右側の赤丸部分にあるマークが表示されるので、Instagramを利用される方は実際に試してみても良いでしょう。
Shop Nowを導入するには
それでは、実際にECサイトにShop Nowを導入するには、どうすれば良いのでしょうか？
導入には4つの条件がある
Shop Nowを導入するには、Instagramからの承認を受ける必要があり、承認には以下の4つの条件を満たしている必要があります（Instagram公式ページより引用）。
1．提供者契約とコマースポリシーに準拠した物理的な製品を販売しているビジネスであること
2．Instagramアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである
3．Instagramアカウントが所有権のあるFacebookページと接続されている
4．Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している
4つの条件を満たしている場合、アカウントの審査が行われShop Nowを利用できるようになります。
承認後プロフィール画面から利用できる
審査には通常数日程度かかり、場合によっては1週間程度の時間を要するようです。
承認後はInstagramのプロフィール画面に「ショップボタン」が表示されるようになり、Shop Nowを使った投稿が利用できるようになります。
まとめ
今回はInstagramの新サービスShop Nowについてご紹介しました。
ECサイトでは、常に最新のトレンドやサービスをフォローしながら、ユーザーのニーズに合わせて新たな機能を追加していくことも大切です
Instagramは若い世代を中心に爆発的にユーザー数を増加させています。自社でInstagramを使ったSNSマーケを展開しているなら、Shop Nowの導入を検討してみましょう。
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