定期通販カートと総合通販カート 迷ったらどちらを選ぶべき?各カートの選び方やメリットを紹介 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

定期通販カートと総合通販カート 迷ったらどちらを選ぶべき?各カートの選び方やメリットを紹介

D2Cブランドの運営において、適切なカートシステムを選ぶことは、ビジネスに影響します。 また、カートシステムは大きく分け定期通販カートと総合通販カートがありますが、2つの違いを理解し、自社のビジネスモデルに合ったシステムを選ぶことが重要です。

本記事では、定期通販カートと総合通販カートの各特徴やおすすめポイントや、自社にとって最適なカートシステムを選択するためのポイントなどを紹介します。

定期通販とは

定期通販は文字通り、顧客が商品を定期的に受け取る仕組みに特化した通販サイトの総称です。
ECサイト運営は安定した売上と顧客との継続的な関係構築が可能です。近年、さまざまな定期通販は定期通販に特化した機能を多数備えており、D2Cブランドの成長を支援しています。

例えば、定期回数別での割引設定ができ、初回購入時の割引や継続回数に応じた特典を提供できます。また、定期の回数別に特定の回数でサンプルやプレゼントを同梱することで、顧客の満足度を高められます。
さらに、定期継続率の分析や定期コースへの引き上げ機能もあり、顧客の行動を分析し、適切なタイミングでのアップセルが実現できます。

定期通販カートはこんな企業におすすめ

定期通販カートは以下の企業におすすめです。

消耗品を扱う企業

日常的に使用される消耗品を取り扱う企業が定期通販カートを導入することで、顧客の利便性を高め、継続的な売上を確保できます。

ひとつのジャンルに特化したブランドを運営する企業

定期通販カートはサプリメントや化粧品など、特定のジャンルに特化したSKU(Stock Keeping Uni)を展開している企業にも適しています。

ジャンル特化で商品を販売している場合、好みの商品を選んで定期契約できる機能を活用することで、顧客が自由に商品を組み合わせて購入できる仕組みを導入することで、LTV向上を図ることも可能です。

顧客との長期的関係を重視する企業

定期通販は、顧客との長期的な関係構築を図りやすいビジネスモデルです。また、ステップメール機能や顧客ランク機能などを活用することで、顧客の購買履歴や行動に基づいたパーソナライズされたコミュニケーションを図れます。

売上の安定化を図りたい企業

定期販売は継続的に商品が購入されるシステムのため、売上の安定化を図りたい企業にもおすすめです。各定期通販向けカートシステムは定期販売に必要な機能を標準搭載しています。初期費用を抑えつつ、安定した売上基盤の構築をしやすいのも魅力です。

総合通販とは

総合通販は、複数ジャンルの商品を扱うECサイトの運営形態です。SKUが多いことから、カテゴリや売れ筋ランキング、購入履歴や閲覧に基づいて関連商品を提案を行うレコメンド機能を搭載してアップセルを狙うビジネス形態が主流となっています。ユーザーのサイト内回遊を促し、「ついで買い」を重視する戦略を行っているサイトが多いのが特徴です。

また、直感的で使いやすいUI(ユーザーインターフェース)を提供しているシステムが多く、サイト内をスムーズに回遊しやすくなっています。しかし、定期通販カートと総合通販カートは異なる機能を持つとされていましたが、近年ではその差が少なくなってきているのが現状です。

総合通販カートはこんな企業におすすめ

総合通販カートはキャンプ用品やアパレルなどの複数のジャンル(カテゴリ)の商品を展開している企業が、クロスセルを起こしやすいというメリットがあります。カテゴリ別の商品管理や、在庫管理、価格設定などを効率的に行うことができ、運営の手間を大幅に削減することが可能です。

柔軟な販売戦略を展開する企業

総合通販カートはセールやキャンペーン、セット販売など、柔軟な販売戦略を展開したい企業にもおすすめです。クーポンの発行や、特定条件下での割引設定、バンドル販売など、多様なプロモーション施策を簡単に設定・運用することが可能です。

多品種の商品を展開する企業

総合通販カートはキャンプ用品やアパレルなどの複数のジャンル(カテゴリ)の商品を展開している企業が、クロスセルを起こしやすいというメリットがあります。カテゴリ別の商品管理や、在庫管理、価格設定などを効率的に行うことができ、運営の手間を大幅に削減することが可能です。

長期目線で事業を横展開したい企業業

総合通販カートは将来的に商品ラインナップの拡充や、新たなジャンルの展開を考えている企業にもおすすめです。新たなカテゴリの追加や、商品数の増加にも柔軟に対応できるため、事業の成長に合わせたスムーズな展開が可能です。

システム連携や拡張性を重視する企業

総合通販カートには外部の在庫管理システムや、CRM、MAツールなども搭載しております。これらの機能を活用すると、既存の業務システムとの統合が容易になり、業務効率の向上やデータの一元管理が実現します。

定期通販カートにあると便利な機能

定期通販カートを選ぶ際は、費用だけではなく機能を見ることも大切です。以下のような機能が使えるカートを選ぶことで、長期目線での事業が行いやすくなります。

定期購入の自動管理機能

多くの定期購入カートは、運用を効率化する自動管理機能を提供しています。「注文確定日」を設定すると、指定した日に自動的に受注が生成され、受注管理画面で確認できます。 これにより、手動での受注処理が不要となり、業務の効率化が図れます。

また、初回即時購入時の自動メール送信設定機能を使うと顧客への迅速な対応が実現します。 これらの機能により、定期購入の運用がスムーズになり、顧客満足度の向上にも寄与します。

フォーム一体型LP作成機能

定期通販カートには商品紹介ページと購入フォームを一体化したフォーム一体型LPフォームを作成できる機能があります。 フォーム一体型LPを使えるカートシステムを選ぶことで、購入までのページ遷移が最小限となり、カゴ落ちの防止やCV率の向上が期待できます。

総合通販カートにあると便利な機能

総合通販カート大手企業が利用していることが多いことから、自社に合わせて運用できる機能があるシステムを選ぶことがおすすめです。以下の機能が搭載されているカートシステムを選ぶことで、

実店舗との連携機能

、総合通販カートでは、拡張機能を使うことでオンライン・オフライン双方の販売チャネルを統合して管理できる実店舗連携機能を使用できます。在庫管理や顧客データの一元化が可能となり、オムニチャネル戦略の推進が容易になるのがメリットです。

また、オンラインで購入した商品の実店舗での受け取りや、実店舗での返品・交換が使えるカートを選ぶことで、顧客の利便性が上がります。
結果、顧客満足度の向上と売上の増加が期待できるでしょう。

HTMLとCSSでのカスタマイズ機能

FTPを開放している総合通販カートを選ぶとHTML・CSSを直接編集することが可能です。 これにより、ブランディングを重視したサイト設計が容易になります。

また、変数によるIF分岐が豊富なものを選ぶと、高度なデザインカスタマイズが可能です。IF分岐が使えるカートシステムを選ぶと、購入した商品に応じてサンクスページのバナーやリンクを出し分けたり、顧客ランクに応じてマイページで特設ページへの専用リンクを表示したりすることができます。

自社に合うカートシステムを選ぶコツ

ここまでで総合通販と定期通販の違いや各カートのおすすめ機能をしょうかいしていきましたが、自社に合うカートを見つける方法が分からずにいる方も多いでしょう。ここからは、自社に合うカートシステムを見つけるために着目すべき点を紹介します。

ビジネスモデルとシステムの相性を確認する

D2Cブランドの成功には、ビジネスモデルとカートシステムの相性が必要不可欠です。例えば、定期購入を主軸とする場合は、定期購入機能が充実しているシステムを選びましょう。

また、単品販売やセット販売を行う場合はアップセル・クロスセルを訴求する機能を選ぶのがおすすめです。
さらに、自社内での運用を考える場合は、管理画面の使いやすさや広告ツールとの連携が可能かを見ておくと良いでしょう。

必要な機能を洗い出して選定する

カートシステムには多種多様な機能がありますが、すべての機能が自社に必要とは限りません。

まずは、自社のビジネスに必要な機能を明確にし、それに対応したシステムを選びましょう。例えば、新規獲得を強めたい場合はLP一体型フォームがおすすめです。CSのリソースを削減したい場合はチャット型購入機能を搭載したシステムを選ぶと良いでしょう。

LTVを重視したい場合は顧客ランク機能など、自社の戦略に合った機能を備えたシステムを選定することで、効果的な運営が可能になります。

また、近年のECサイト普及の加速により、幅広い年齢層の人がECサイトを利用する傾向にあります。リピストでは電話での顧客対応や注文に便利なCSスタッフ向け専用の管理画面を搭載。電話受注や対応が多いD2Cブランドにもおすすめです。

電話注文や対応受付の機能導入を検討中の方は、以下のコラムも参考にしてください。
電話注文に関する内容はこちら

サポート体制が充実しているかを見る

カートシステムの導入後に、運用中に発生する問題や疑問に迅速に対応できるサポート体制も確認しましょう。継続的に売上向上や使い方をサポートしてくれるシステムを選ぶことで、トラブル時の対応が迅速になり、業務の停滞を防ぐことができます。

定期通販・総合通販どちらにも使えるカートシステムなら「リピストX」がおすすめ

本記事では定期通販と総合通販の違いや、各通販を展開する企業におすすめの機能などを紹介しました、「リピストX」は、定期通販に特化した対応したカートシステムですが、総合通販を展開する企業でもお使いいただける機能を揃えています。
また、、拡張機能を使うことで、実店舗との連携機能を活用可能。オンラインとオフラインの統合的な運営が可能です。
サポート体制も充実しており、導入から運用まで、専門のスタッフが丁寧に対応します。

ご興味がある方はお気軽に以下のリンクにてお問い合わせください。
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