通販におけるリピート率の計算方法 - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

通販におけるリピート率の計算方法

通販において、リピート率は非常に重要な数値です。リピート率を定期的に調べ、対策を打っていくショップとそうでないショップでは、大きな差が生まれます。

 

今回はそんなリピート率の計算方法を紹介します。計算は簡単にできます。また合わせて、算出されたリピート率に対する対策方法も紹介します。ぜひ、あなたのショップでも実践してみましょう。

通販におけるリピート率

通販では、顧客と実際に会って、相手の顔色を窺いながらの商売ができません。

 

したがって、ネット上の顧客情報を注意深く分析しないと、売上を伸ばすことは難しいです。いかに顧客情報を見ていくか、その内の一つにリピート率があります。特に通販では、このリピート率を細かく調べる必要があります。

リピート率の計算方法

リピート率の計算は、以下の公式に数字を当てはめれば出て来ます。

今月のリピート客数÷オープンからの総顧客数×100

この式は、一か月分のリピート率です。つまりその月の内に、どれだけリピーターがいるかという割合です。この一か月のリピート率の推移を見ながら、対策を打っていくのが一般的です。

細かいリピート率

リピート率は、できるだけ細かく調べましょう。

 

顧客離れにできるだけ早めに気づくためです。気づくのが遅くなると、対策を打っても効果が期待できません。しかし、取り扱う商品によっては、長い期間でリピート率を計算した方がいい場合もあります。例えば、家具などを売る場合は、半年以上の期間でリピート率を計算するといいでしょう。買い替えまでの期間が長いので、一か月単位で計算してもあまり意味のある結果は得にくいです。

 

逆に、化粧品などの消耗品は、買い替えるまでの期間が短いので、細目にリピート率を計算してください。また、リピート率の中でも一回目のリピートの割合、二回目以降のリピートの割合を分けて計算した方がいいでしょう。一回目のリピーターを計算する場合は、二回商品を購入してくれた顧客だけで、リピート率を出します。二回目以降のリピーターを計算する場合は、三回以上商品を購入してくれた顧客だけで、リピート率を計算します。

リピート率への対策

リピート率を計算した後は、対策を打っていきます。

 

まず、リピート率がなかなか上がらない場合は、新規の顧客をリピート客に繋げられていないということなので、定期購入による割引など、二回目、三回目の購入をしてもらえるようなキャンペーンを行いましょう。次に、リピート率が下がってきた場合は、リピートしていた顧客が離れていっている可能性があるので、多くリピートしてくれている顧客に対して特別な商品のお勧めや、割引を付けるなど、リピーターを優遇するようにしましょう。

 

これらの対策は、ほんの一部です。リピート率の高い通販サイトを見ながら、どのような対策があるのか研究するといいでしょう。

リピーター獲得の山場

リピーターを獲得する時に最も大変なのは、二回目の購入時です。

 

定期的に購入するような化粧品の場合は、三回目の購入時だと言われています。いずれにしても最初のリピートをさせる時が最も大変です。まずは、この最初の難関をクリアしていく必要があります。そのためにも、しっかりとしたメールのフォローや、丁寧な対応、説明が欠かせません。

 

特に、通販ではより一層丁寧な対応が求められます。通販サイトのマイナスのイメージはすぐに付きますが、プラスのイメージが付くには時間が掛かります。そのことを肝に銘じて、粘り強く頑張ってください。

通販ではリピート率が命

昨今の通販業界では、新規顧客獲得がどんどん難しくなっています。

 

だからこそ、リピート率にこだわる必要があります。リピート率の計算をするために、データをしっかり集め、管理していきましょう。
リピート率の分析をした後は、対策です。特に、一回目、二回目のリピートに力を注いでいきましょう。