リターゲティング広告とは?正しく活用して再訪問を促そう - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

リターゲティング広告とは?正しく活用して再訪問を促そう

一度訪れたサイトの広告が、違うサイトでも表示される。こんな経験はありませんか?これは「リターゲティング広告」と呼ばれる広告手法で、ユーザーの行動履歴にあわせて「後追い」で広告を表示する方法を言います。

ECサイトでも多く活用されるリターゲティング広告。今回は、リターゲティング広告の概要や仕組み、そのメリットについて詳しくご紹介します。

リターゲティング広告とは?

リターゲティング広告とは?

リターゲティング広告とは、一度サイトを訪れたユーザーに対して、サイトを離れたあとも継続して広告を表示する手法を言います。

例えば、あなたがAという通販サイトで商品を閲覧したとしましょう。その際、商品を購入せずにサイトを離脱後、Bという別のサイトを訪れたとします。このとき、Bのサイトで、先ほど訪れたAのサイトの広告が表示されます。これがリターゲティング広告の流れです。

自社サイトを訪れたユーザーにピンポイントで訴求できるため、広告効果が高くコンバージョンに繋がりやすいとされています。

リターゲティング広告の仕組みは?

リターゲティング広告では、Cookie(クッキー)を利用して広告を表示しています。Cookieとは、ブラウザ(GoogleクロームやSafari)を通して、サイトのデータを一時的に保存しておく機能のこと。

あらかじめ、リターゲティング用のタグをサイトのページに埋め込んでおくと、ユーザーがサイトを訪れた際に、ブラウザからCookie情報が付与されます。広告はこのCookie情報を元に配信されるよう設定されており、ユーザーのCookieを目印に後を追いかける仕組みです。

GoogleやYahoo!でも出稿可能

リターゲティング広告は、大手検索エンジンのGoogleやYahoo!でも出稿することができます。Googleであれば「リマーケティング」、Yahoo!であれば「サイトリターゲティング」という名称で検索できます。リターゲティング広告について気になる方は、一度このキーワードで検索してみるのもおすすめです。

リターゲティング広告の3つのメリットは?

では、事業者からの視点で、リターゲティング広告にはどんなメリットがあるのでしょうか?ここでは3つメリットを見ていきましょう。

1.CVRの向上が見込める

CVRの向上

1つ目は、CVRの向上が見込めるということです。

ECサイトを訪れるユーザーの9割以上は、コンバージョン(購入)に至らずにそのままサイトから離脱すると言われています。目当ての商品が見つからないケースや、スペックに満足できないというケースも考えられますが、意外に多いのが「とりあえず検索してみた」というケース。

この場合、購入には至らなかったものの、商品に対して一定のモチベーションがあるユーザーが検索していると考えられます。こうしたユーザーに対して、リターゲティング広告を使って再度広告を表示すると、購買意欲を高めることができ、コンバージョンに繋がりやすくなるという訳です。

行動心理学の視点ではザイオンス(単純接触)効果も期待できます。これは、人間は接触機会が多いほど、商品やブランドに対しての抵抗感が低くなるというもの。つまり、リターゲティング広告で何度も商品を目にすることで、購入へのハードルが低くなると言えるでしょう。

2.ターゲットにピンポイントでアプローチできる

正しいアプローチ

ターゲットに対して、ピンポイントでアプローチできるという点も、リターゲティング広告のメリットでしょう。

近年Web広告の種類は多様化していますが、狙いとするターゲットにいかに広告を届けるのかは事業者も頭を悩ませるポイントです。その点リターゲティング広告なら、一度サイトを訪れたユーザーに対して広告を表示できるので、ターゲットに対して的確にアプローチすることができます。これはWeb広告を出稿する事業者にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

3.費用対効果が高い

高い費用対効果

広告の費用対効果が高い点も、リターゲティング広告のメリットです。

リターゲティング広告では少なくとも1度はサイトを訪れたユーザーに対して広告を表示するため、広告費の無駄を抑制することができます。不特定多数に広告を表示する場合コストの無駄も発生しますが、リターゲティング広告では余計なコストを使わずに狙い撃ちできます。

まとめ

今回はWeb広告手法の1つ、「リターゲティング広告」についてご紹介しました。リターゲティング広告は、自社サイトを訪れたユーザーに対して、サイトを一度離れてからも継続して広告を表示する手法を言います。

ターゲットに対して的確にアプローチできることから、効率の良い広告を配信することができます。ECサイトを運営している方でリターゲティング広告を行っていない方は、ぜひ一度検討してみましょう。

広告を出稿しても、その効果を的確に測定できなければ売上拡大に繋げられません。PRECSのECカート構築向けサービス「リピスト」は、広告効果を徹底して見える化することで、事業運営をしっかりサポートしてくれます。自社サイトの売上アップを目指すなら、単品通販に強い「リピスト」をぜひお選びください。

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