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【EC市場調査】ネットショップでよく買われるモノはなに?

EC事業の爆発的な成長にあわせて、いまやどんな商品でもネットショッピングで購入できる時代になりました。

しかし、ユーザーの消費動向を見てみると、ECでよく買われる商品と買われない商品にそれぞれ傾向があることが分かります。そこで今回は、市場調査のデータを元に、ネットショップ向けとも呼べる商品はなにか?について解説していきます。

自社で取り扱う商材を探している方や、これからネットショップを立ち上げを検討している方はぜひ参考にしてください。

ネットショップでよく買われる商品とは?

早速、ネットショップでよく買われる商品はなにか、データを元に見ていきましょう。

今回参考にするのは、株式会社クロス・マーケティングがおこなった「商品動向に関する定点調査(2019年10月度)」の市場調査結果です。

>参考資料:「商品動向に関する定点調査(2019年10月度)」

本・CD/DVDがネットショップでもっとも購入されている

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「ネットショッピングを通じて購入した商材は?」という質問に対しての回答は、次のような結果となっています。

  • ・1位:本・CD/DVD   33%
  • ・2位:衣服        29%
  • ・3位:化粧品・健康食品  27%

もっとも購入した商品としてあげられたのが本・CD/DVDで、全体の約33%が該当します。次いで衣服が29%、化粧品・健康食品が27%という結果です。

インテリアやバックなどはネットショップでの購入が少ない

さて、反対にネットショップを通じて購入しない商品には、どのようなものがあげられるのでしょうか?

先ほどの質問で「購入する」とした割合が低い商品は、次の通りとなっています。

  • ・ワースト1位:インテリア雑貨     10.8%
  • ・ワースト2位:財布・ファッション小物 14.1%
  • ・ワースト3位:バッグ         14.8%

これをみると、ECを通じて購入しない商品としてインテリア雑貨がもっとも多いことが分かります。また、財布やファッション系の小物、バッグなどもネットショッピングでの購入が少ない傾向が見て取れるでしょう。

市場調査から読み取れるユーザーの動向は?

さて、ここまでの市場調査の結果から、ネットショップユーザーの動向として次の2点を読み解くことができます。

  1. 商品が定期購入向けかが購入に影響する
  2. 比較的手頃な価格の商品が購入される

1.商品が定期購入向けかが購入に影響する

1つ目は、購入する商品が定期購入向けかどうかということ。よく買われる商品にランクインしている衣服や化粧品、健康食品は定期的な購入が見込める商材です。こうしたアイテムは実店舗にわざわざ足を運ぶ手間を省くため、ネットショップとの相性が良い傾向にあります。

また、本・CD/DVDのように、あらかじめ購入する商品が決まっている場合もネットショップの利用率が高まる点も頷けるポイントです。

一方、あまりネットショップで購入されないインテリア雑貨などは、頻繁に購入することが少ないため、実際に現物を確かめて購入する傾向にあります。財布・ファッション小物、バッグも同様の理由から購入割合が低いと言えるでしょう。      

2.比較的手頃な価格の商品が購入される

2つ目は、比較的手頃な価格の商品が購入されるということ。

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同調査では、ネットショップを利用する際の金額についても調査を行っています。回答がもっとも多かったのが「3千円~5千円未満」で全体の30%、次いで「3千円未満」が全体の29%を占めました。

これはよく買われる・買われない商品との相関が見て取れるデータで、よく買われる商品は回答が多かった3千円前後に該当します。一方、よく買われない商品は高額なものが多く、財布やファッション小物、バッグなどはブランド物が多いという点も影響しているでしょう。

男女による購入傾向に違いにも注目

さて、最後に男女による購入傾向の違いについても触れておきましょう。

「ネットショップで購入した商材は?」という質問に対して、男性では本・CD/DVDが34%で1位。女性では化粧品・健康食品が37%で1位と、男女ではよく購入する商品に違いがあることも分かりました。

また全体の傾向として、男性は電化製品など実用的なものを購入する傾向が高く、女性は化粧品や衣服などファッション系の商品を多く購入しているのも特筆すべきポイントです。

まとめ

今回は、ネットショップに関する購買動向の市場調査を元にしながら、ECでよく購入されているものは何か?という疑問について考察していきました。

調査結果から見て取れたのは、1)商品が定期購入向けかが購入に影響する、2)比較的手頃な価格の商品が購入される、という2点です。また、男女による購入商品の違いもはっきりしており、ターゲットに合わせた柔軟なアプローチがEC事業者には求められているでしょう。

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