D2Cブランドの成功には欠かせないコミュニティの重要性について - リピスト | ECサイト構築システム

D2Cブランドの成功には欠かせないコミュニティの重要性について

D2Cブランドを運営する上で注目を集めているのがコミュニティの存在です。自社ブランドのコミュニティを築くことで成功を収めている事例は多く、近年はD2Cの成功に欠かせない重要な要素に挙げられています。

そこで今回は、なぜD2Cブランドでコミュニティの存在が重要視されているのか解説します。

D2Cでコミュニティの存在が重要視される2つの理由

近年D2Cブランドでは、ユーザー向けのコミュニティ運営に力を入れています。とくに多いのがSNSを使ったコミュニティ運営で、各種SNSを使ってユーザーとのコミュニケーションを図りコミュニティを築いていきます。また商品を購入したユーザー向けの会員制コミュニティを運営するのも、近年のD2Cのトレンドです。

では、D2Cブランドはなぜコミュニティ運営に力を入れているのでしょうか。理由は大きく2つです。

1.付加価値を提供できる

1つ目はブランドとして付加価値を提供できること。

「モノからコトへ」に代表されるように、消費者の購買行動は大きく変化しました。とくに若年層は体験型やイミ型(購入する商品が製造される背景や意味に重きを置く)の消費を好む傾向が強く、マーケティングの戦略は大きく変化してきました。

こうした変化に合わせてD2Cで注目されたのがコミュニティの存在です。ブランドとユーザーが直接コミュニケーションを取れるD2Cのビジネスモデルは、コミュニティを築きやすい仕組みと言えます。SNSや会員制ページなどを使ってブランドの世界観やストーリーを訴求するだけでなく、ユーザーとコミュニケーションを取り合うことで付加価値を生み出していきます。

例えばユーザーのコメントやアンケートを元にして一緒に商品開発を進めるといった取り組みは、「自分が商品開発に携わる」という新たな価値を提供できます。こうした体験が積み重なることでファンを育成できれば、ブランドの成長を後押ししてくれます。

2.広告宣伝費を抑えることができる

もう1つは、広告宣伝費を抑えることができること。

例えばSNSを使ってコミュニティ向けにブランドの世界観やストーリー性を訴求する取り組みは、時間は掛かっても着実にファンを育てていきます。こうしたファンが商品を購入してくれれば、広告宣伝費を低く抑えることが可能です。

また近年D2Cが注目しているのがUGCの存在です。UGCとは「User Generated Contents(ユーザー生成コンテンツ)」の略で、ユーザーが自ら発信したコンテンツを意味します。SNSでの投稿や動画プラットフォームへの投稿などはUGCの一部で、こうしたコンテンツで商品やブランドを紹介してもらえれば、コストをかけることなく広告宣伝効果が得られます。またユーザーが自ら投稿している情報は信頼性が高く、広告色がない点も好まれる理由です。

例えば、コミュニティ内で思わず投稿したくなるような情報や体験を提供できれば、ユーザーは自らコンテンツを発信してくれます。つまりコミュニティを起点にして低コストのマーケティングが可能だということ。これもD2Cがコミュニティを重要視する理由の1つです。

コミュニティ運営で成功を収めたD2Cの事例

では実際にコミュニティ運営で成功を収めているD2Cブランド事例をいくつか見ていきましょう。

事例1.Glossier

glossier

1つ目はNY発コスメブランドとして大成功を収めているGlossierです。

Glossierのブランドは創業者のエミリー・ウェスが更新した美容系ブログが始まりです。VOGUE誌のアシスタントとしてファッションやコスメの最前線にいた彼女のブログは、多くのユーザーから支持を集めていました。また、コメント欄では積極的にユーザーとコミュニケーションを図り、さまざまな意見やアイデアを募っていきます。

エミリーはこのユーザーの声をアイデアにしてGlossierのブランドをスタート。ブランド立ち上げ後もブログやYouTube、SNSなどを通じて絶えずユーザーの声を集め、その声を元に新しい商品が生み出されています。Glossierの成長はコミュニティによって支えられていると言い替えることができ、D2C×コミュニティの代表的な事例と言えます。

事例2.COHINA(コヒナ)

COHINA

2つ目は150cm前後の小柄な女性をターゲットにしたD2Cアパレル「COHINA(コヒナ)」です。

日本のブランドであるCOHINA(コヒナ)はインスタグラムを使ったコミュニティ運営に注力し、自分達が投稿するだけでなく、積極的にUGCを取り上げSNS内で紹介。「小柄女子」や「COHINAコーデ」といったタグ付けが広がり、コミュニティが拡大していきました。

コミュニティ運営を大きく後押したしたのが、1年以上継続したインスタでのライブ配信です。毎日ブランドの公式アカウントでライブ配信をしながらブランドの紹介やコミュニケーションを図ることで、着実にファンの心を掴んでいきました。

まとめ

D2Cはユーザーと直接的な関係を築きやすい特徴があります。この特徴はそのままコミュニティの築きやすさに置き替えることができ、D2Cの強みと言えます。とはいえ、コミュニティを築くにはユーザーとの関係性を丁寧に構築し、時間をかけていく根気強さが求められます。コミュニティ運営は焦ることなく、長いスパンで成果につなげるイメージでスタートしてみましょう。

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