「マナラ化粧品」のランクアップが初のメンズブランド立上げでASPカートを導入した秘話を公開!(株式会社ランクアップ) - リピスト | EC/D2Cサイト構築システム

「マナラ化粧品」のランクアップが初のメンズブランド立上げでASPカートを導入した秘話を公開!(株式会社ランクアップ)

2021.10.22

#キャンペーン施策 #倉庫連携 #スタートアップ #業務改善 #サポート体制株式会社 ランクアップ

会社名 :  株式会社 ランクアップ

事業内容 :  オリジナルブランド「マナラ」「アールオム」「アクナル」の開発および販売

URL :  https://rankuphd.jp/

導入製品 :  リピスト

「たった一人の悩みを解決する為に製品を作る」「マーケティングから製品戦略をしない」「悩みを解決できるものしか売らない」というマナラ化粧品から引き継いだ理念のもと産まれた初のメンズブランド「R_homme(アールオム)」の立ち上げ責任者の餅原さまにお話しを伺いました。
効果
  • ◆ 売り方別にキャンペーン施策が簡単に行えた!
  • ◆ 倉庫との連携がスムーズになった!
— はじめに、御社の事業概要と、事業の立ち上げまでの経緯を教えてください。

餅原さま : 事業立ち上げのきっかけは、弊社の代表や副社長が参加した経営者の集まりです。
当社の代表、副社長はともに女性ですが、経営者の方の集まりだと男性が多く、その中で弊社の「たった一人の悩みを解決する為に製品を作る」「マーケティングから製品戦略をしない」「悩みを解決できるものしか売らない」という理念をお話しさせていただくと、そういうものなら使ってみたい、美容に興味はあるが情報の取り方もわからないといった声を多くいただきました。

また、代表はじめ私たち社員は「自分たちがキレイになりたい」という思いで製品を作っていて、自社製品を使って楽しみながら美容に取り組んでいるのですが、ふと家庭でパートナーの姿を見ると、自分と比較して年齢的な衰えを感じることもあり…(笑)

そうしたご意見や実感から、男性も美容への興味や悩みがあり、さらにアラフォー世代の男性だと情報を取りに行く手段もわからない、という課題があることがわかり、「男性をステキにしよう」という思いで男性向け製品の開発を始めました。

製品開発を進めていき、男性が抱える美容のお悩みを解決する製品ができそうだ、という手応えが得られたのがサイトを立ち上げる1年前で、そこから販売できる環境を整え、昨年の7月に初のメンズブランド「R_homme(アールオム)」をローンチしました。

マーケティングから製品戦略をしないという部分が刺さりました。ニーズと商品を大事にするという想いが伝わってきます。

餅原さま : 製品ごとに必ずペルソナ※1)が存在し、「誰の/何のために作りました」ということがしっかり定義されているのが当社の特徴で、当社の女性向けラインのマナラ化粧品から引き継いだ理念になっています。

いつまでに〇〇を販売する、ではなく、ペルソナとなる人が実感できるまで試行錯誤を繰り返し、満足ができて初めて販売に踏みきれるのが当社の特長です。

※1)ペルソナ
ペルソナとは、提供するサービス・商品における理想の顧客像です。それは曖昧な人物像ではなく、本当に実在するような一人の人物を設定していきます。ペルソナを設定することで、自分のサービス・商品に興味関心が高い見込み客にだけ訴求できるため、無駄なコストを減らして効率的に顧客獲得につなげられます。

備わっている機能の中からベストを選択する、という今までとは逆の考え方に苦労しました。

— 事業立ち上げの際に苦労された点は?

餅原さま : 苦労した点は、必死だったので忘れてしまうくらいたくさんありました(笑)カートシステムでいうと、選ぶ際は緊張しましたね。会員数が多くなっても使い続けていく覚悟が必要だったので。選択肢の中から何を選ぶかは、今思えば短い期間で決めているものの、情報を集め始めてからはずいぶん悩んだ記憶があります。

当社の場合、いい製品ができないと発売しないので、実際にいくつの製品が販売できているかわからない中で、未来を描いてカートシステムを選ぶのは大変でした。これまではフルスクラッチのシステムを使っていたので、やりたいと思った施策に必要な機能を実装するという流れだったのですが、ASPから選ぶ場合は、備わっている機能の中からベストを選択する、という今までとは逆の考え方をしなければならなかったことも苦労しました。

当時担当させていただいた私も、餅原さまのご質問の質がすごく高かったことを記憶しています。しっかりと比較も含めて検討いただいている印象でした。

餅原さま : もともと新規獲得の部署にいたので、CRMまわりなど当たり前のように機能として備わっているだろう、と思っていたため、質問事項は契約してからどんどん出てきてしまいました。どのシステムでも機能として出来る、出来ないはあるので、出来ない場合に近いことができないか?という取り組みは今も手探りで続けています。

事業全体でいうと、女性の私がメンズの製品を売るのは今でも苦労しています(笑)
女性向けの製品なら自分がワクワクすることをベースに、いろいろなキャンペーンや切り口のアイディアが浮かぶのですが、男性の場合は購入するまでの思考も違うし、LPで欲しい情報も違うので難しいですね。LPも3回くらいリニューアルして現在の形になっています。

導入してみて、新しい施策へのアクションを簡単に行えることに驚きました。

— リピストを知ったきっかけと導入の理由を教えてください。

餅原さま : 知ったきっかけはカートに詳しい取引先の方からの紹介でした。CRMのツールを作っている方で、その方からリピストを含め3社紹介していただきました。導入の決定打は、完全に営業担当者さんの人柄ときめ細やかなフォローですね。

当時はスクラッチの考え方で、出来るだろうと当たり前に思っていたことが多くて、逆にASPカートへの質問が出てこなかったんですね。皆さん「質問ありますか?」って聞いていただけるのですが、PRECSさんは逆に懸念点を引き出していただけていたところが重要なポイントでしたね。シミュレーションを出していただいたりと、こちらの質問に対して全力で返していただけたところも大きいです。

— 導入してみてどのような成果が出たでしょうか。

餅原さま : アクションがすぐにできるという点が良いですね。スクラッチだと新しい施策を行う際にシステム全体への影響を考えなければならず、慎重に進める必要があるので時間がかかっていました。

R_hommeの発売時に社員限定の特別な売り方をしたのですが、管理画面から設定するだけですぐにキャンペーンを実施でき、社内の別チームのメンバーから羨ましがられました(笑)倉庫との連携を依頼した際も実装がすごく早かったですね。

限られた予算内で、業務をある程度一人で回せるというのも大きなポイントです!

— 今後の展望について教えてください。

餅原さま : いいものができなければ発売しないので簡単には増やせないのですが、製品ラインナップは増やしていきたいと思っています。ここまで洗顔とオールインワンの2製品を販売してきましたが、R_hommeというブランドはスキンケアだけではなく、男性のケア全般を網羅するブランドを目指しているので、3製品目は頭皮ケア・匂いケアのオールインワンシャンプーをリリースしました。「枕のニオイ」が気になる、お父さん世代の方に使っていただきたい製品です。

まだ、男性のスキンケアは馴染みのない方も多いので、まずはシャンプーからご利用いただいて、そこをきっかけにスキンケアの製品も手に取っていただけたらと思います。

— 御社から見て『リピスト』ってどんな企業様におススメだと思われますか?

餅原さま : 製品がすごくたくさんある企業よりは、広告のメインになれる商品、単品通販として強力な商品を持っている企業さんや、まずは1商品に注力して売っていきたい企業さんににすごくオススメですね。

また、業務をある程度一人で回せるというのも大きなポイントですね。いきなり大きなリソースを割くのはどの企業でも難しいと思うので、限られた予算内で自分一人で回せるという点で、スタートアップにもおすすめです。